アーカイブ : 2010年 6月 25日

とっさの判断に役立つ経済動向と金利の変動

FXや株をやっている人の多くは、経済に関する専門的知識を有しているとは限りません。

それこそ、経験によって培った動物的感で勝ち続けている人もたくさんいるでしょう。

しかし、やはり世の中何があるかわかりません。何か大きなニュースが飛び込んできたとき、その後為替や金利がどういう風に推移するのか読める力があれば

あなたはそういった方々よりちょっとだけ有利です。

こちらのブログでは、そういった風に知ってたものが得をする経済の常識というものを書いていきたいと思います。

専門的教育を受けた人や、毎日経済新聞に目を通している人はその知識のブラッシュアップに活用ください^^

本日は、経済動向と金利の変動の相関関係について簡単にまとめておきます。

桂馬の前には銀を置く!的に、なんとなく、将棋の定石のような感じで頭の隅においといてもらえればと思います。

●国内景気

好況→金利UP

不況→金利DOWN

●国内物価

上昇→金利UP

下落→金利DOWN

●外国為替

円安→金利UP

円高→金利DOWN

●海外金利

上昇→金利UP

下落→金利DOWN

*ここでいう金利とは日本の金融市場の金利のことです。

え?日本国内の事を覚えても為替取引に役に立つのか?って

確かに、ここでは日本の事の様に書いていますが、世界中で同じような事が起きていると考えてください。

例えば、アメリカの物価が上がっているというニュースを聞けば、アメリカの金利が上昇トレンドにあることがわかります

そうすれば…上の海外金利の部分を考えると、それに合わせて日本の金利も上昇する予測がたちます

そうすれば、逆算して考えて円安になる事も予想がされるのです。

同じようにあらゆる国で上の法則をあてはめていけば、その通貨に対して他の国の経済、通貨の価値がどう変動していくのかどんどん計算していくことが出来ます。

もちろん、例外もたくさんあるのでひとつのものさしとして、引き出しに入れておく程度にとどめておいてくださいね^^

それではまた~