為替レートって何で2つの値段があるの?
為替レートをテレビやインターネットで見るとき、なぜか必ず2つの値段が表示されていることに気が付きます。
為替取引に慣れている人はなんの違和感もないかもしれませんが、これから始める方は不思議なはずです。
これによって、投資家は安心して売りか開花を選ぶことが出来ています。簡単に解説します。
★2つの値段の意味
テレビやインターネットで為替レートが表示されるときは、例えば、ドル/円なら「110.00ー110.50」というように、必ず2通りの値段が表示されています。
これってなにも110円から110.50円のあいだで取引できるかもね^^ という意味ではありません。
これは2WAYプライスといって、左側の110.00円をビッド(買値)、右側の110.50円をアスク(売値)といいます。これは、110.00円ならドルを買いたい人がいて、110.50円でドルを売りたい人がいるという意味です。
ただし、投資家がドルを売りたい場合には左側の値段が、反対にドルを買いたい場合は右側の値段が適用されます。
ですので、為替レートを見るときは、「左側の安い方の値段(ビッド)で売れる」「右側の高い方の値段(アスク)で買えると覚えておきましょう。
★2WAYプライスは安心の担保
2WAYプライスで、売値と買値が同時に提示されることで、投資家は安心して「売り」か「買い」を選べます。もし、これが売値あるいは買値のみを提示する方式だと、FX取引業者が顧客に不利な操作をする余地がでてきます。
つまり、売買における透明性の確保のためなのです。したがって、片方の値段しか表示しないFX業者は、投資家に不利なように為替レートを操作していることも考えられるため、取引は避けるべきでしょう。
これはFX取引業者を選定するいい判断材料になりますので覚えておきましょう。
初めてFXを始める人も自分にあったFX業者が確実に見つかるFX比較サイトの決定版FXエキスパートFX(外国為替)会社のスペックの比較から、ランドやトルコリラ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなど人気の高金利通貨情報、口座開設キャンペーンなど有益な情報をお届けいたします。