アーカイブ : 2010年 7月 5日

FXスワップトレードの裏技①

スワップポイントを享受しながら、同時に安定性も確保したいという人向けの取引方法を紹介いたします。

為替相場というものに絶対というものはなく、どんなに安定的だといわれている通貨ペアを買っても、せっかく手に入れたスワップポイントが一瞬でパーになってしまう可能性は十分に考えられるわけです。

そこで、その様なリスクを回避しつつ、長期的にスワップポイントを受け取り続けることができる方法がいくつかあります。

その中の一つを今回ご紹介いたします。

それは、複数の通過ペアのロングポジション(買い)を同時に持つのです。

ただし!(ここは大事です)その同時に持つ通貨ペアは大きな逆相関関係になければなりません。

相関関係というのは、同じ動きをする通貨の事をいいます。逆相関関係というのは、一方が上昇すれば一方が下落するといった逆の動きをする通貨ペアの事をいいます。

例えば、その逆相関通貨ペアとしてあげられるのはドル/円とユーロ/円です。

これらを両方買っておくことによって、片方が下がっても片方があがるので為替差損が相殺され、スワップポイントは享受できるのです。

この手法を利用する場合は、レバレッジをなるべく低めに設定して取引を行いましょう。

いくら逆相関関係の通貨ペアをセットしているからといって、常にそれらは逆相関関係にあるとは限りませんので多少含み損が出てもロスカットされないようにするためです。

また、取引が増えた場合の手数料の節約にもなります。

この逆相関関係のものに投資する方法はFXだけでなく、あらゆる投資にも応用がききます。

FXだけでなく株や債権にも投資を行っている人は、FX、株、債権の相関関係を把握し、なるべく上がり下がりが集中しないようにリスクを分散して投資をするといいでしょう。