日興コーディアル証券、FX事業から撤退 大手で初


 日興コーディアル証券は10月30日付で、外国為替証拠金(FX)取引業務から撤退する。大手・ネット証券や専業業者との競争が激しくなり、収益やシェアが伸び悩んでいたためだ。

 一方、野村証券や大和証券は収益多様化のため、FX事業を強化しており、大手間で戦略の違いがはっきりと分かれた格好だ。

 8月からFX取引には証拠金に対する取引金額の規模を制限する「倍率規制」が設けられた。同規制が導入されてから、大手の撤退が明らかになった初の事例となる。

日興は2003年にFX業務に参入。個人投資家向けサービスの一つとして、昨年10月に三井住友フィナンシャルグループ傘下に入ってからも提供を続けてきた。

ただ、FX業務に参入する会社が増えた他、8月から証拠金の倍率規制が導入されたこともあり、将来採算が改善する可能性は低いと判断。「為替取引で個人投資家が中長期的に高い利益を上げるのは難しく、FXは積極的に手がけない方がよい」との意見も強まった。
これに対し、野村は31日から、顧客が東京金融取引所のFX取引「クリック365」で売買できるようにする。大和も9月1日から、新たに「くりっく365」の取引口座を開いた顧客を対象に、手数料を無料にする時限キャンペーンを始める。
急速な円高を機に為替取引に関心を持つ投資家が増えていると見て、取引層を広げたい考えだ

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  1. 2011年 1月 3日
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