高値覚えとは

高値覚え, たかねおぼえ

高値覚えとは、過去のの高値が忘れられずに、下落に転じてもまたすぐに上昇すると思い込んでしまうことをいいます。相場の上昇を忘れることができずに、価格が元の水準に戻ると思い込み、その結果、相場の流れが変わって下降基調になっても、またいずれは値上がりするだろうと思ってしまう心理状態のことを指します。

このように高値覚えのクセがついてしまった場合は、仮に下降基調に入ったとしても、なかなか売りのタイミングをつかむことができず、最終的には売れに売れなくなることにもなりかねません。反対に、現在の水準が最も適切な水準であると錯覚し、上昇してもまたすぐに下落すると思い込むことを「安値覚え」といいます。

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大規模小売店舗法とは

大規模小売店舗法, だいきぼこうりてんぽほう

大規模小売店舗法とは、百貨店のような大型店舗を対象に定められたもので、年間44日以上の定休日・物販営業時間は18時まで(地元との調整ができれば19時まで)とされていました。

平成4年に規制が緩和され、定休日を年間21日以上とし、物販営業時間は18時まで (地元との調整ができれば19時まで)とされました。

一般的に百貨店は朝10時から営業しますので、18時閉店の場合は1人の店員で朝からラストまで勤務できましたが、営業時間が延長されることにより、早番と遅番の交代制勤務になりました。
その後も規制緩和が進められましたが、平成12年に大店法は廃止されました。

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代用有価証券とは

代用有価証券, だいようゆうかしょうけん

代用有価証券とは、信用取引の委託保証金の代わりとする有価証券のことを代用有価証券といいます。

先物・オプション取引における委託証拠金・取引証拠金等は、株券、公社債など一定の有価証券で代用することが可能ですが、代用有価証券には時価に対し価格変動リスクを伴うことから、時価に一定率 ( 代用掛目 ) 掛け合わせた価格で評価されています。

委託保証金を株にして、信用取引の枠で多量の株を買うと、わずかな株価の変動でも損益が大きく違ってしまうこともありますので、リスクは非常に高いといえます。

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帳尻とは

帳尻, ちょうじり

帳尻とは、建玉を反対売買によって決済したことにより生じた売買差損益金に、取引手数料、消費税、スワップ・コストを加減した差引損益金のことを指し、売買報告書に記載されます。

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帳入値段とは

帳入値段 ,ちょういれねだん

帳入値段とは、建玉を値洗いするための基準値段のことで、外国為替証拠金取引の場合にはニューヨーク市場の終値が用いられています。

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チャートポイントとは

チャートポイント, ちゃーとぽいんと

チャートポイントとは、相場の値動きの変動をグラフで表したものをチャートといい、チャート上での節目となるところを指します。大きく分類すると、「時系列チャート」と「非時系列チャート」に分けることができます。

チャートには、さまざまな形があり代表的なものとして、チャートの山が3つ並び、真ん中の山が一番高いのは「三尊型(ヘッド・アンド・ショルダー)」と呼ばれるもので天井打ちを意味します。

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貯蓄とは

貯蓄, ちょちく

貯蓄とは、銀行預金や郵便貯金、MRF、円建てのMMF等の金融商品を使って、直近の支払いや不測の事態などのために、より安全にお金をためることをいいます。一般的に低い利率ですが、簡単にお金を引き出すことができます。

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直接税とは

直接税, ちょくせつぜい

直接税とは、所得税や法人税などのように納税義務者と税金を実際に負担する者とが同じ税金のことをいいます。

所得税や法人税は直接税であり、これに対し酒税・たばこ税・消費税などは間接税になります。

直接税の特徴は、「所得がある、財産がある」という点に着目して、所得が高い人にはより多くの税金を負担してもらうという点です。

間接税の特徴は、自分の納めた税金をほかの業者や消費者に転嫁できることです。消費税の場合は、消費者が税金を払っているように見えても、実際には「税金分を負担している」のであって、納税義務者はメーカー・卸売業者・小売業者になります。

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中央銀行とは

中央銀行, ちゅうおうぎんこう

中央銀行とは、一国の金融機構の中枢となる機関のことで、日本においては、この役目を「日本銀行」が担っています。

銀行券(お札)を発行し、市中銀行を相手に資金を貸し出す銀行の銀行という役割を持ち、金融政策を円滑に行うための、最も重要な目的は「物価の安定」を図ることで、これには経済が安定的かつ持続的成長を遂げる上で不可欠な基盤となっています。

国へも資金の提供を行う政府の銀行であり、経済環境を見据え、通貨の量を調節したり安定化を図るなどの金融政策も司っています。

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ちょうちん買いとは

ちょうちん買い, ちょうちんがい

ちょうちん買いとは、「ちょうちんを待つ」ところから出た用語で、自分の意志ではなく、仕手筋や大手証券会社または、有力投資家の買いに乗って、同じ銘柄を買うことをいいます。

どんどん買い進められる株はちょうちん買いが多く、こうしたとき、買い人気は高まります。こんなことは相場にはよくあります。

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