通貨単位とは

通貨単位, つうかたんい

通貨単位とは、通貨の呼称の基礎単位のことで、具体的に円、ドル、ポンド、ユーロなどのことです。

外国為替市場でのドルの対円相場(ドル/円レート)は通常、銭単位で取引されます。まれにではありますが「毛」の単位で建値されることもありますが、通常、基本となる単位は銭です。

ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.2867ドルなど1ドルの1万分の1が基本単位となっています。

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通貨供給量とは

通貨供給量, つうかきょうきゅうりょう

通貨供給量(マネーサプライ)とは、、世の中に出回っている通貨の流通量を指します。
中央銀行(日銀)を含む金融機関全体から、経済全体にどの程度、通貨が供給されているかを図るのに利用されています。

経済活動の大きさに応じて変化するもので、通貨量が増えすぎると物価上昇(インフレーション)を招き、また減りすぎると物が余り、物価下落(デフレーション)を招くことになります。

対象になる通貨は、個人、法人、地方公共団体の保有する通貨量で、金融機関が保有する通貨は控除されます。

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つなぎ売りとは

つなぎ売り, つなぎうり

つなぎ売りとは、値下がりリスクを回避するために、実際に保有している株を信用取引を利用してカラ売りすることをいいます。

具体的には、銀行に担保として株を預けたり、名義書換に出していて手元に株がなく、株価が大幅に下がりそうな場合に、売り注文を出した方がよいと考えたとき、現物取引は不可能なために、カラ売り(信用売り)を利用して、保有している株を借りたことにして売り注文を出します。

取引が成立した後、株券が手元に戻ってきた時に証券会社に株券を引き渡し、株券の売却金から株を借りた手数料を差し引いた金額を受け取ります。

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つれ高とは

つれ高, つれだか

つれ高とは、追随高ともいわれ、人気になっている株に引きずられるかたちで他の株が買われることをいいます。

人気株=市場でもともと人気があり、市場を刺激するような好材料が出ると最初に値
      上がりするような株をいい、企業内容のよい会社の株を優良人気株、発行
      済み株式数が少なくて浮動株も少ない株は品薄人気株という。

浮動株=1単位以上50単位未満の株主が所有している株式数の合計が、発行済株
      式総数に占める比率。安定株主によって持続的に保有されている株式で
      はなく、常に市場で売買されている株式のこと。

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追加保証金とは

追加保証金, ついかほしょうきん

追加保証金とは、追加証拠金と同意語で、通称、追証(おいしょう)ともいいます。株式売買の場合、信用取引において、委託している株券の株価が値下がりし、含み損が発生すると、それに応じて保証金の評価、価値が目減りします。

これに対応して、一定の損失以下になると追加で差し入れなければならない保証金を「追加保証金(追証)」といいます。追加の証拠金が入れられないと強制決済となってしまいますので、資金には余裕をもって取引を行うのが必要です。

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追加証拠金とは

追加証拠金, ついかしょうこきん

追加証拠金とは、追証、マージンコールともいい、保証金維持率が下がり、維持率をあげるための追加を入れます。

一定の損失以下になると必要となる証拠金で、具体的には、評価損が発生し、ポジションを維持して担保能力を高めるために、追加証拠金が必要となってきます。このとき追加の証拠金が入れられないと強制決済となります。

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テクニカル分析とは

テクニカル分析, てくにかるぶんせき

テクニカル分析とは、移動平均、RSI、RCI、ストキャスティクス、一目均衡表、MACDといった代表的なテクニカル指標を用いて、相場の値の動き、出来高、時間などのデータを加工して、現在の相場の状態や今後の相場価格動向予想を分析する手法をいいます。

ファンダメンタルズより、テクニカル分析を中心に相場を考え、とくに「相場の動きのすべてはチャートに含まれており、チャートの動きを研究すれば、先々のことも予知・予測できる」という考え方の人をチャーティストと呼びます。

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テクニカルチャートとは

テクニカルチャート, てくにかるちゃーと

テクニカルチャートとは、移動平均、RSI、RCI、ストキャスティクス、一目均衡表、MACDなど、テクニカル分析において使われる指標のことを指します。

相場の値の動き、出来高、時間などのデータを加工して、現在の相場の状態や今後の相場価格動向予想を分析するために作られた指標です。

このチャートを用いて価格のパターン、取引の出来高や変動率などの流れを分析し、トレンドを予測し、利益を得ようとする手法をテクニカル分析といいます。

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デルタとは

デルタ ,でるた

デルタとは、、為替レートの変化に対するオプションのリスク指標のひとつで、基礎商品の価格変化に対するオプション価格の変化額を表しています。

デルタは0から絶対値1の間の値となります。このデルタの値が絶対値1に近ずいていくと、オプション価格は基礎商品の価格変動の影響を大きく受けることとなります。

オプションの価格変動リスクを回避するために、デルタを利用しますが、それをデルタヘッジといいます。

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ディスカウントレートとは

ディスカウントレート, でぃすかうんとれーと

ディスカウントレートとは、米国連邦準備理事会が、その会員銀行(連邦準備制度に属する銀行)に対して資金貸し出しの際に課す金利のことで、米国の公定歩合のことを指します。

米国の金融政策を判断するうえで、最も重要な金利レートで、この金利は、銀行がその顧客に課す金利に直接影響を及ぼします。

ディスカウント・レートが上昇する場合には、銀行は貸し入れコスト上昇をカバーする為に、顧客へ課す金利を引き上げますが、それと同様に、ディスカウント・レートが引き下げられると、銀行はローン金利を引き下げることが出来るようになります。

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