アーカイブ : 2011年 1月 19日

直接税

直接税, ちょくせつぜい

直接税とは、所得税や法人税などのように納税義務者と税金を実際に負担する者とが同じ税金のことをいいます。

所得税や法人税は直接税であり、これに対し酒税・たばこ税・消費税などは間接税になります。

直接税の特徴は、「所得がある、財産がある」という点に着目して、所得が高い人にはより多くの税金を負担してもらうという点です。

間接税の特徴は、自分の納めた税金をほかの業者や消費者に転嫁できることです。消費税の場合は、消費者が税金を払っているように見えても、実際には「税金分を負担している」のであって、納税義務者はメーカー・卸売業者・小売業者になります。

中央銀行

中央銀行, ちゅうおうぎんこう

中央銀行とは、一国の金融機構の中枢となる機関のことで、日本においては、この役目を「日本銀行」が担っています。

銀行券(お札)を発行し、市中銀行を相手に資金を貸し出す銀行の銀行という役割を持ち、金融政策を円滑に行うための、最も重要な目的は「物価の安定」を図ることで、これには経済が安定的かつ持続的成長を遂げる上で不可欠な基盤となっています。

国へも資金の提供を行う政府の銀行であり、経済環境を見据え、通貨の量を調節したり安定化を図るなどの金融政策も司っています。