直接税
直接税, ちょくせつぜい
直接税とは、所得税や法人税などのように納税義務者と税金を実際に負担する者とが同じ税金のことをいいます。
所得税や法人税は直接税であり、これに対し酒税・たばこ税・消費税などは間接税になります。
直接税の特徴は、「所得がある、財産がある」という点に着目して、所得が高い人にはより多くの税金を負担してもらうという点です。
間接税の特徴は、自分の納めた税金をほかの業者や消費者に転嫁できることです。消費税の場合は、消費者が税金を払っているように見えても、実際には「税金分を負担している」のであって、納税義務者はメーカー・卸売業者・小売業者になります。