EPSとは

EPS,いーぴーえす

EPSとは、1株あたりの当期利益のことを指します。1株利益、1株益、1株あたり利益、1株あたり当期利益などと、さまざまな呼び方がされる。EPSは、株価÷1株利益という計算でPERを求める時に使う重要なデータです。

PERは、収益力から株価の割安さを測るもので、最も広く使われている株価指標のひとつですが、PER計算でEPSを使う場合には、その時の当期利益に大きな特別損益が入っていないかとか、前年までに大きな累積損失があって法人税が免除されていないかという点などをよく見極めて、そうしたケースに該当する場合には、その分を修正して使う必要があります。

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CME とは

CME,しーえむいー

CMEとは、Chicago Mercantile Exchangeの略で、シカゴに所在するシカゴ・マーカンタイル取引所のことを指します。また、シカゴ商業取引所と呼ばれることもあります。
世界最大の先物取引所で、金利、株価指数、外国為替、農業品の先物と先物オプションの取引を行い、日経平均先物など、外国の金融商品の先物も盛んに取引されています。また、24時間取引ができるグローベックス市場も開設しています。

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CFTCとは

CFTC,しーえふてぃーしー

CFTCとは、Commodity Future Trading Commission の略で、米国商品先物取引委員会のことをいい、米国の先物取引業界の監督をする政府機関です。
また、NFA(National Futures Association:全国先物協会)が行う活動の監視機関としても活動しています。
商品先物やオプション取引などにおいての、詐欺、市場操作などの不正行為から市場および市場参加者を保護するのが主な仕事です。
米国に拠点を持つFCM(先物取引業者)はCFTCへの登録が義務づけられ、定期的に資産および顧客取引口座資金などを報告する義務があります。

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CBとは

CB,しーびー,Convertible Bond

CBとは、Convertible Bondの頭文字を取ったもので「転換社債型新株予約権付社債」のことを指します。

あらかじめ決められた条件で株式に転換することができる権利(=新株予約権)がついた社債のことをいいます。これまで転換社債などと呼ばれていました。

平成14年4月に施行された商法改正で、転換社債は、法律上廃止されました。実務上、転換社債の略称だったCBが、現在も使われています。

CBは、転換しなければ、一般に普通社債と同じように定期的な利払いがあり、通常償還時には額面金額で償還されます。また、株価連動性と下値抵抗力を併せ持ち、株式と債券それぞれの値動きの特徴を兼ね備えているといわれています。

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Bidとは

Bid,びっど
Bidとは、ビッド・レート(Bid rate)とも呼ばれ、外国為替取引において、売買注文を出す際の、買い手側の希望金額を指します。「買いの呼び値」とも呼ばれています。
証券会社へ投資家からの買取価格のことを指し、反対に売り手が提示するレートを、オファー・レートといいます。
直物市場では、ビッド・レートとオファー・レートの双方で建値されます。この買いのビッドと売りのオファーの差のことをスプレッドといい、売買の差額として出た利益のことを指します。

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BPSとは

BPS.びーぴーえす,ビーピーエス

BPSとは、株主資本を1株あたりに割り振ったものを指します。Book-value Per Shareの略。株主資本、1株純資産などともいい、株主資本は、資産から負債を差し引いて計算し、純粋にその会社の資産といえる部分です。
また、その会社が解散した場合に株主に還元されるので、1株株主資本をその株の解散価値ともいいます。

1株当たり純資産額(BPS)=自己資本÷発行株式数

1株当たり純資産額(BPS)は、財産の面から株価の割高・割安を判断する指標です。

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BIS規制とは

BIS規制,びーあいえすきせい,ビーアイエスキセイ

BIS規制とは、国際間の金融システムの安定化や、銀行間競争の不平等の是正などを目的として、我が国では1993年から適用されています。

銀行の自己資本比率に関する国際統一基準で、国際業務を営む銀行の自己資本比率は8%以上と決められていますが、我が国では独自に国内業務だけを行う銀行は4%以上としています。

2006年末から、銀行の経営が健全かどうかを示す「自己資本比率」を算出する国際ルールを「新BIS規制」として大幅に変更されます。「新BIS規制」の。最大の変更点は、不良債権処理を進めた銀行ほど健全度が高まるのが特徴です。

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BBレシオとは

BBレシオ,びーびーれしお

BBレシオとは、、北米半導体製造装置メーカーに対する世界からの受注額の比率を、出荷額に対して示す指標を指します。数値はドル建てで、3ヶ月の移動平均値を使用します。

BBレシオ=新規受注額÷出荷額

このBBレシオの数値により半導体業界の景況感が推測されています。たとえば、BBレシオが0.95とは、100ドルの出荷額に対して新規受注額が95ドルにとどまっていることを示しています。

BBレシオが1.00以上であれば、受注が出荷を上回ってますので、先行きの見通しが良好であることを示しています。逆に1.00未満の場合には、半導体メーカーの設備投資が縮小傾向であり、半導体製造装置メーカーの先行きの見通しが悪化していることになります。

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APECとは

APEC,えいぺっく

APECとは、アジア太平洋経済協力の略称で、21世紀に向けアジア太平洋地域の各国・地域が高い経済成長を維持する中、アジア太平洋地域の21の国・地域をメンバーとして、貿易投資の自由化及び円滑化並びに経済技術協力を目指す地域フォーラムです。

米国、カナダ、オーストラリア等の先進工業国と世界の成長センターと言われるアジア諸国を含む発展途上国が共通の目標に向かい協力しています。

毎年開催される閣僚会議を頂点とし、高級事務レベル会合、貿易・投資委員会、行財政委員会、経済委員会、、ワーキング・グループ等の組織及び分野別担当大臣会合が、貿易・投資の自由化・円滑化を進め、また種々の分野での経済・技術協力を推進するため活動しています。

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為替ヘッジとは

為替ヘッジ,かわせへっじ,foreign exchange hedge

 「外貨建て資産」に投資した場合、外貨で支払われる利息、分配金、投資元本などを円に替えるときには、外国為替の変動による影響を受けます。例えば、外貨建て資産を売却して、外貨を円に替える際に、円が投資時点よりも高く(円高に)なっていれば、円ベースの手取額が減少し、為替差損が生じます。反対に、円が投資時点よりも安く(円安に)なっていれば、円ベースの手取額が増加し、為替差益が生じることになります。表示通貨が円の投資信託についても、投資対象が海外の有価証券の場合には、同様に為替の変動の影響を受けます。
 このような為替変動のリスクを回避するために、将来のある時点で保有外貨建て資産と同額の外貨を売って円を買う取引の契約を結ぶことがあります。これを為替ヘッジといいます。ヘッジ取引により、原則として為替変動のリスクを回避することができます。ただし、価格変動のある金融商品の場合、外貨ベースの価値が変動するため、保有外貨資産の全額をヘッジすることができるとは限りません。また、為替ヘッジは金利差分のコストがかかります。

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