反発とは

反発, はんぱつ

反発とは、下げ足をたどっていた相場が上昇に転じることをいいます。

基本的には、短期間に限定した相場の上昇を指し、本格的な上昇という意味ではありません。相場が上昇する場合には、なんらかの好材料をきっかけとして反発に転じますが、それほど強力な材料ではないため、値を戻したところで売る、いわゆる「戻り売り」が入るケースがよくみられます。

値上がり幅が大きい時は「急反発」といい、小幅の時は「小反発」といいます。同様の言葉として「反騰」がありますが、一般的には反発よりも値上がり幅が大きいケースの場合に用いられます。
上昇を続けていた相場が、逆に値下がりに転じることを、「反落」と呼びます。

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ピラミッディングとは

ピラミッディング, ぴらみっでぃんぐ

ピラミッディングとは、トレンド相場での、投資手法です。

これは、アメリカのギャンという人が考えた手法といわれています。最初に買ったレートに段々利が乗ってきたら、それをずっと持ち続けているのも1つの方法ですが、まだまだ、相場のトレンドが続きそうだなというときに、さらに追加の建玉を買い増していく手法を「ピラミッディング」といいます。

ただ、買い増していくということは、最初に買ったレートよりも段々平均レートが上がっていくということになりますので、相場が急激に思惑と反対に動いた場合には、それまでの利益をすべてなくしてします可能性もありますので、注意が必要です。

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ピボット・レートとは

ピボット・レート, ぴぼっと・れーと

ピボット・レートとは、外国為替相場における、基準となる相場のことを指します。

ピボットとは基軸の意味でセントラル(中心)・レートという言い方をする場合もあります。各国が通貨の金平価をいじることをせず、新しい対米基準相場を決めることを指します。

単にピボットというと、J・W・ワイルダーによって考案されたテクニカル指標で、前日の価格を用いて当日のサポート(支持)/レジスタンス(抵抗)水準を予測しようという指標です。デイトレーダー向けの分析指標といえます。

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ビッグフィギュアとは

ビッグフィギュア, びっぐふぃぎゅあ

ビッグフィギュア(Big Figure)とは、外国為替取引において、売買注文を出す際に為替ディーラー同士や、ブローカーが使う言葉で、為替レートの最初の数桁を指します。

相場が荒れて、市場の動向が激しく変動しないかぎり、取引を円滑になおかつスピィ-ディーに行うため、特に取引が盛んに行われているときなどは、レートを提示する際に省略して建値します。
たとえば米ドル/円の価格が116.45/50の場合は口頭では45/50と表示されて、ビッグフィギュアの116が省略されます。

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ビッドとは

ビッド ,びっど

ビッドとは、外国為替取引において、売買注文を出す際の、買い手側の希望金額を指します。

この希望金額を「買いの呼び値」または「買い唱え値」ともいいます。証券会社へ投資家からの買取価格のことで、反対に売り手が提示するレートを、オファー・レートといいます。

直物市場では、ビッド・レートとオファー・レートの双方で建値されますが、これらビッドとオファーの差のことをスプレッドと呼び、売買の差額として出た利益のことを指します。

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ビッグバンとは

ビッグバン ,びっぐばん

ビッグバンとは、1986年10月にイギリスのサッチャー首相により、英国証券取引所で実施された証券制度の改革を指します。
これによりシティ(ロンドンの金融街)を国際金融センターとしての地位へ押し上げることを目的にし、国際金融センターとしての地位を確立するとともに、英国以外の多くの金融機関も活躍しました。

日本においては、1996年11月に第2次橋本内閣が提唱した日本の金融ビッグバン(金融制度改革)を指し、2001年に東京市場をニューヨークやロンドンのような国際市場にすることを目的とされました。

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ヒットとは

ヒット ,ひっと

ヒットとは、外国為替取引において、為替ディーラー同士や、ブローカーが取引する際に用いられる言葉で、外国為替市場で取引されているプライスが売られたという意味になります。「ギブン(Given)」も同じ意味になります。

プライス=為替市場で、実際に取引される外国為替レートのこと。通常、為替ディー
       ラー同士や、ブローカー (外国為替取引の業者)との間では、下二桁の
       買値(ビッド)と売値(オファー)だけを提示する方法がとられています。

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非関税障壁とは

非関税障壁, ひかんぜいしょうへき

非関税障壁とは、日本市場で外国製品が、日本製品と自由で公正な競争ができないという問題をさします。

害虫の国内への侵入を防ぐための輸入禁止などの措置、資源保全目的の輸入制限措置や、エコラベル、自治体の熱帯材使用削減・禁止の取り組みなど、環境保護のための取り組みも含まれます。

米国通商代表部(USTR)外国貿易障壁報告には「米国は、日本が2002年から 2004年の間に木材製品の関税を撤廃することを目指して、WTOのいかなる新たな交渉においても、協定締結に建設的な役割を果たすことを引き続き求めていく」と明記し。2001年3月に提出されました。

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必要証拠金とは

必要証拠金, ひつようしょうこきん 

必要証拠金とは、顧客がポジションを建てる際、売買代金の一部となる現金預託金の事を指します。

外国為替証拠金取引では、実際に資金を移動せず、ポジションを清算する時点で生じる、売買損益金額分のみを差額で決済しますが、もし損失が拡大し、そのお金が払えない場合に 信用のもとに行なわれる取引が成り立たなくなります。

「証拠金」とは、そのような問題を解決するために、投資家から予め担保として預かるお金のことをいいます。 お金を担保としてお金(外貨)の売買を行なうということになりますが、実際に預ける証拠金は、取引額の1/10から1/20の金額(担保)で売買が行なえます。

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引受手形とは

引受手形, ひきうけてがた

引受手形とは、輸入者の引受がなされた手形のことをいいます。貿易上では、引受けは、後日外国買手によってなされる関係から、輸出荷為替取組みのときには、振出人だけの一方的信用で銀行に買い取られますが、手形は引受け未済のまま、取立てのために外国のコルレス銀行に送られます。
その輸入地の銀行から引受けが要求されて、輸入者の引受けがなされて、はじめて引受手形となります。

コルレス銀行=国際決済のために為替業務代. 行の契約であるコルレス契約を結ん
          だ銀行で、手形の取立代行、送金の支払代行、信用状の授受、決済
          勘定など外国為替 業務の取決めなどを行う。

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