簿価とは
簿価, ぼか
簿価とは、簿価とは資産を買ったときの値段(取得価格=原価)のことで、帳簿価額の略語です。
たとえば、ある企業が今期株式を1億円で購入したとすると、そのあとの決算期末に、この株式が9000万円になったとします。
経理帳簿や決算書には、簿価の1億円が記録されますが、平成12年に時価会計制度が導入されて、企業は「時価評価した額」と「簿価」の差額が下回る場合、損益計算書に計上するようになりました。
この例でいえば1000万円を計上することになり、 これを減損会計といいます。