物価変動とは

物価変動, ぶっかへんどう

物価変動とは、通常、商品や物の値段は、材料費や人件費、売る側の儲けを上乗せして決められます。供給量より需要量が多い場合なは、商品や物の値段は上がり、逆に需要量より供給量が多い場合、商品や物の値段は下がという現象がおこり、その変化を指します。

どう変化するかを指数値で示したものが、消費者物価指数(CPI)となります。
この指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するもので、家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用 が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したものです。

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含み益とは

含み益 ,ふくみえき

含み益とは、土地・建物・機械設備等の実物資産及び有価証券についての評価に際し、「取得原価主義」で評価してきたため、帳簿価額と時価評価額とが乖離した場合には、その差額が発生します。その差額を指します。

会計上のルールから「含み益」はバランスシート上に現れないため、会計の世界の中では、企業は「含み益」分だけ余裕を得ることが出来ましが、金融ビックバン後、「時価会計」の急速に普及したため状況は一変し、金融商品に対する「含み損益」は「評価損益」として明示的に会計上に計上されることになりました。

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双子の赤字とは

双子の赤字, ふたごのあか

双子の赤字とは、、米国の財政赤字と貿易赤字を指します。

80年代前半の米国では減税政策や国防支出などで財政赤字が拡大し、国際競争力の低下で貿易赤字も増大し、ドルの信用は低下、急激な円高・ドル安となりました。
当時のレーガン大統領は強いドルを標榜し、高金利政策をとり、ドル高が続いて米国の製造業者からの不満が拡大しました。

双子の赤字は米国の慢性病のようなものであり、クリントン政権下にいったん持ち直した時期もありましたが、ブッシュ政権におけるイラク戦争やテロ対策費、大型減税により財政赤字は過去最大になり。国内消費が好調なため輸入増による貿易赤字も膨らみ、貿易赤字の額も過去最大で、また双子の赤字がクローズアップされています。

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分配金とは

分配金, ぶんぱいきん

分離保管とは、投資信託の収益から投資家に還元されるお金のことを指します。

経費控除後の利子・配当収入および売買益(評価益を含む)による収益に対して、投信会社が基準価額水準や市況などを勘案して決定されます。
通常、組入れ株式の値上りによる売却益や債券の利息などの配当収入が分配金にあてられます。株式の取引においては配当に当たります。外貨MMFの場合には、毎日、分配金が計算されます。

外貨MMF(外貨建てMMF)=MMFはMoney Market Fundの略で、海外の投資信託会社によって外貨で運用される公社債投資信託のこと。

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ヘッジ取引とは

ヘッジ取引, へっじとりひき

ヘッジ取引とは、ヘッジ対象の資産又は負債に係る価格変動リスクを、先物等の売買をヘッジ手段として用いて回避する取引のことをいいます。

株式のポートフォリオを保有している投資家が、株式相場の値下がりによるリスクを回避したい場合には、自分の保有しているポートフォリオ相当分の株式先物等を売却する取引を行うことで価格変動リスクを回避します。このヘッジのことを「売りヘッジ」といいます。

現在現物を購入する資金はなく、将来資金は得ることができるが、資金を得るまでに株式相場が値上がりしてしまうリスクを回避したい場合には、 保有したいポートフォリオ相当分の株式先物を購入する取引を行います。このヘッジのことを「買いヘッジ」といいます。

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ヘッジとは

ヘッジ, へっじ

ヘッジとは、保険つなぎ、掛けつなぎともいいますが、為替や商品などの将来の価格が不確定なものに対する価格変動によるリスクを、金融商品等を使用して別の取引を行うことで回避することを指します。

例えば、外国為替証拠金取引で米ドル/円を買っていたり、ドル預金や米国債を持っていてる時にドル安(円高)に動きそうな場合に、通貨先物を売ったり、マージン取引でドル売りをするといった方法でリスクを避ける方法を指します。

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ヘッジファンドとは

ヘッジファンド, へっじふぁんど 

ヘッジファンドとは、証券投資において、法的規制を避けて世界的に投資活動を営む私募の投資信託のことを指します。

ヘッジファンドは米国で生まれましたが、これまで規制の及ばない租税回避地域に投資会社を設立することで、リスクをコントロールできるという画期的な私的投資組合として広まり、特徴として、投資内容などの情報開示義務がなく、先物やオプション、スワップなどの金融派生商品などを活用しているため、取引規模は純資産をはるかに上回っています。

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ベースマネーとは

ベースマネー, べーすまねー

ベースマネーとは、日本の中央銀行である、日銀が供給する現金発行高と市中銀行が銀行間決済のために日銀に預ける準備金の合計額を指します。

これを基礎とした市中銀行の与信活動で創造される何倍かの預金通貨と民間非金融部門が保有する現金合計がマネーサプライです。金融機関の信用創造を通じて、より大きなマネーサプライを生み出すことから、「ベースマネー」と呼ばれ、マネタリーベース、あるいはハイパワードマネーとも呼ぶこともあります。

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ベンチャー企業とは

ベンチャー企業, べんちゃーきぎょう

ベンチャー企業とは、英語の辞書では、「冒険、投機」とあり、「危険を冒して行うこと」ベンチャー企業のベンチャーとは、「誰でもが尻込みするようなことに果敢に挑み、成功をつかみ取る」という意味になります。

「スモールビジネス」とも訳され、スモールは小さいという意味ですが、その裏に「独立している」という意味が隠れています。

国や自治体、大企業から支えられているのではなく、独立した事業体です。「独創性」と「独立性」がベンチャー企業の柱であり、結果として「チャレンジ(挑戦)」と事業に対する「リスク(危険)」が伴うことになりす。

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ベンチャーキャピタルとは

ベンチャーキャピタル, べんちゃーきゃぴたる

ベンチャーキャピタルとは、中小・ベンチャー企業に対して投資事業を行うことを目的とした企業・団体をいいます。

将来的には、出資先企業の株式公開時においての保有株式の売却により得られる売却益の獲得を目的としていますが、ベンチャー企業など未公開会社への出資による資金提供のほか、人材や新規取引先の紹介等を通じた出資先企業への支援を行い、成長発展を図るという目的もあります。

しかし、本来の目的はベンチャー企業へ投資して保有株式の売却益を得ることでしょう。また、ベンチャー・キャピタル事業を行なう人をベンチャー・キャピタリストといいます。

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