円為替とは

円為替,えんかわせ

円為替とは、外国為替には外国通貨建と自国通貨建との二つがありますが、自国通貨権、すなわち円建の外国為替のことを指します。

円為替には、為替手形、電信為替、送金小切手などのように、国と国の国際間での決済。または資金移動の仕組、手段をいう場合と、外国における円の売買がありますが、通常は前者の意味に使用されています。

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円シフトとは

円シフト,えんしふと

円シフトとは、通常は、外金融から円金融に移行することをいいますが、狭義では輸入金融面で輸入ユーザンスが円金融に移行することを指し、外貨建輸入ユーザンスより円金融が有利な時に円シフトが起こります。77年の一時期には内外金利差の逆転から,貿易金融を米ドルから円にシフトする動きがみられました。

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円借款とは

円借款,えんしゃっかん

円借款とは、日本のODA(政府開発援助)で行われる有償資金援助(貸し付け)のうち、円で貸し付けるもので、政府ベースによる借款協定により行われます。

円借款による輸出の場合、船積時に代金が支払われ、輸銀等が輸入国政府等に対して直接、またはその保証により輸入代金を直接分割返済条件で貸付けるという形をとられています。また、世銀への円出資金を解除して、これを通じて借款を与える形(世銀円借款)もあります。
一般的には海外経済協力基金や輸出入銀行が財政資金を相手国政府及びその政府機関に貸付ける形式をとっています。

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円建外債とは

円建外債,えんだてがいさい

円建外債とは、市場、発行体、通貨のいずれか一つでも日本(日本円)以外で発行される債券を広い意味で外国債券と呼びますが、外国または外国法人が円建て、円払いで発行する債券のうち、日本の市場において発行されるものを円建外債(サムライ債)と言います。日本以外のユーロ市場で発行されるものは、ユーロ円債と呼んでいます。

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円建てとは

円建てとは、貿易で輸入などの際に、輸出者が外国から商品を送る場合などに表示価格を円で表示する契約を結んで、実際に支払いをする場合にも円で支払いをすること事を言います。反対に輸出では円建ては少ないです。

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円高不況とは

円高不況,えんだかふきょう

円高不況とは、1980年代前半は、アメリカのドル高政策の影響によって、各国とのあいだで貿易摩擦が深刻になるほど日本の貿易黒字は急速に増大していきましたが、プラザ合意(1985年)によって、ドル高が是正され、円高が急速にすすんで輸出が伸びなやみ、景気の後退に見舞われたことを円高不況と呼んでいます。

円高が進む要因としては、、国際収支の黒字などで外貨の供給が強まる場合や、経済の基礎的条件が改善する場合、また円金利が上昇する場合などのほか市場の思惑などで買われ、円高になる場合もあります。

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営業報告書とは

営業報告書,えいぎょうほうこくしょ

営業報告書とは、会社の営業の状況に関する、各営業年度の報告書のことで、会計帳簿により作成されるのではなく、文書により報告されます。

商法281条より
取締役は定時支店株主総会の7週間前までに監査役に、「貸借対照表」「損益計算書」「利益の処分又は損失の処理に関する議案」とともに提出(その後3週間以内に付属明細書を提出)。監査役の監査の後、株主総会の招集通知書に貼付され、株主総会での承認を得ます。
これら書類と監査報告書は株主総会の2週間前より5年の間本店に、その謄本は3年の間,、支店に備え置くことになっています。

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縁故債とは

縁故債,えんこさい

縁故債とは、「直接募集」、「自己募集」ともいわれていますが、限られた投資家に対して勧誘を行い、私募により発行される債券のうち、企業の役員や関係者といった発行体と関係の深い投資家のみに取得してもらう債券のことを「縁故債」といいます。

受託会社のみが仲介者となり、引受証券会社は存在しません。資金調達をする場合に、自社の影響力が強い取引先が多い場合や、友人、知人が多い場合には、この「縁故 債」の発行を検討しても良いでしょう。

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エマージング市場とは

エマージング市場,えまーじんぐしじょう

エマージング市場とは、成長の初期段階にある市場(国)で、高い成長が期待され、または高い経済成長を遂げている中南米、アジア、ロシアといった成長の初期段階にある市場(国)またはその潜在力がある発展途上国の市場を指します。

それらの国の通貨を、エマージングマーケット通貨と呼び、成長の初期段階にある市場(国)は、政権交代や急激なインフレ、通貨暴落などといった、政治、経済、社会情勢に関してのさまざまなリスク要因があります。
1990年代からエマージンクマーケットに対し投資が急増しました。

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エリオット波動理論とは

エリオット波動理論,えりおっとはどうりろん

エリオット波動理論とは、エリオットが確立したチャート理論で、チャート分析に用いられる理論のひとつで、中・長期的に株価のチャートを追っていった場合、5つの上昇波動と、それに続く3つの下降3波動の組み合わせで成り立つと考えられているのが、「エリオット波動理論」です。

エリオット波動理論のほかにも、チャート分析にはさまざまな理論があります。200日移動平均線と日々の株価の関係から8つの法則を示した「グランビルの法則」などもあります。ただし、チャート分析のみで相場の売買タイミングを図ることは、リスクが伴います。あくまでも、相場の転換点を知るための参考値程度にとどめておくべきでしょう。

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