アーカイブ : 2010年 11月

東証

東証 ,とうしょう

東証とは、東京証券取引所の略称のことです。
東京の日本橋兜町にある日本最大の証券取引所が東京証券取引所です。第1部、第2部があり、第1部市場を通称「東証1部」、第2部市場のことを「東証2部」といいます。また、マザーズの株式市場のほかに、公社債、転換社債などが上場されています。

東証1部に上場するには、まずは東証2部に上場し、さらに厳しい基準をクリアした企業が東証1部への昇格を認められ一部上場企業として認められます。
しかし、最近はジャスダック市場の銘柄がいきなり東証1部に上場するケースも増えていて、また、基準が満たされれば、新規公開企業が東証1部に直接上場するケースもあります。

東証マザーズ

東証マザーズ ,とうしょうまざーす

東証マザーズとは、ベンチャー企業などが資金調達をしやすくするように、東京証券取引所では、上場基準がゆるやかな「マザーズ」(東証マザーズ)、「ヘラクレス」(大証ヘラクレス)、「セントレックス」(名証セントレックス)などの新興企業向け株式市場があります。

東京の日本橋兜町にある日本最大の証券取引所が東京証券取引所です。第1部、第2部があり、第1部市場を通称「東証1部」、第2部市場のことを「東証2部」といい、マザーズの株式市場のほかに、公社債、転換社債などが上場されています。

東証2部

東証2部 ,とうしょうにぶ

東証2部とは、東京の日本橋兜町にある日本最大の証券取引所が東京証券取引所です。第1部、第2部があり、第1部市場を通称「東証1部」、第2部市場のことを「東証2部」といいます。また、マザーズの株式市場のほかに、公社債、転換社債などが上場されています。

東証1部への橋渡しの市場としての意味もあり、東証1部に上場するには、まずは東証2部に上場し、さらに厳しい基準をクリアした企業が東証1部への昇格を認められ一部上場企業として認められます。
しかし、最近はジャスダック市場の銘柄がいきなり東証1部に上場するケースも増えていて、また、基準が満たされれば、新規公開企業が東証1部に直接上場するケースもあります。

東証1部

東証1部, とうしょういちぶ

東証1部とは、東京証券取引所の略称で、東京の日本橋兜町にある日本最大の証券取引所が東京証券取引所です。

第1部、第2部があり、第1部市場を通称「東証1部」、第2部市場のことを「東証2部」といいます。また、マザーズの株式市場のほかに、公社債、転換社債などが上場されています。

第1部市場と第2部市場の違いは、株式売買高や企業の規模などによる上場基準の違いがあり、1部は国内企業の中でも大企業が多く、2部は中堅・成長企業が中心となっています。

通常はまず東証2部から上場し、さらに厳しい基準をクリアした企業が東証1部への昇格を認められ一部上場企業として認められます。
業績不振などの理由で東証1部上場の企業でも東証2部へ変えられる事もあります。

東京外国為替市場

東京外国為替市場, とうきょうがいこくかわせしじょ

東京外国為替市場とは、東京外国為替市場は日本における世界第3位の外国為替市場です。

世界貿易の基軸通貨であるアメリカ・ドルに対する日本・円やユーロ、イギリス・ポンド、スイス・フランなど様々な通貨の売買が行われますが、証券取引のように取引所で売買が行われているのではなく、インターバンク市場で取引が行われています。

市場への参加者は、日本銀行や仲介業者、銀行・証券会社で、間接的には輸出入業や損害保険・生命保険などの機関投資家も参加しています。

他の国の市場としては、シドニー市場、シンガポール・香港市場、ヨーロッパ市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場があります。

投機

投機 ,とうき

投機とは、配当や長期的な価格の上昇を期待して証券や通貨を買う「投資」に対し、その証券や通貨の価値よりも値動きに着目し、短期的に価格変動から利益を得ようとすることを指します。

外国為替取引のおいては、実際に外貨を決済のために買うことを実需といいますが、それに対して、短期的な値動きから利ざやを得るためだけに売買することを投機といいいます。
証券投資の場合に、投機的な株式投資の代表的なものといえば、信用取引を使った売買といえます。また、投機熱が高まることを過当投機といい、株価規制などが行われることがあります。

ナスダック

ナスダック, なすだっく

ナスダック (NASDAQ)とは、アメリカの店頭株式市場のことを指します。

全米証券業協会(NASD)が管理・運営している市場で、ハイテク関連などのベンチャー企業が株式を公開して、資金調達を行っています。中でも日本でも知名度の高いマイクロソフトやインテル、アップルコンピュータなどが、ナスダック公開銘柄として登録されています。

ナスダック公開企業は会社設立後、数年しか経っていない企業でも株式を公開できますが、四半期ごとの企業ディスクロージャーを求められるなど、投資家保護のための情報開示には特に厳しい条件が課せられ、毎年公開した企業数と同程度の企業が公開廃止になるなど、生き残りの厳しい市場です。

ナッシング・ダン

ナッシング・ダン, なっしんぐだん

ナッシング・ダンとは、取引不成立のことを指します。証券会社や銀行等のディーラー用語で、取引をスピーディーにするためにも通常用いられています。

ダン=Done。取引が成立したことを表す言葉で、約定したこと。「ダン」(Done)をした
    取引は、もう取り消すことができません。

ナッシング=買いも売りもせずに、提示されたプライスを見送るといった場合に、クォ
        ートをしてくれた相手方やブローカーに伝える言葉。

クォート=建値すること。または為替レートを提示すること。通常の為替取引では、取
       引の相手方から建値を求められることがあります。

投げ

投げ ,なげ

投げとは、株式取引や外国為替取引において、手持ちの株や外貨を損を覚悟して決済すること(損切り)を指します。

株式の場合、値上がりすると思って買った株が思惑はずれで買い値を下回り、持ち続けていても値上がりが見込めない、あるいはまだ下落が続いて、さらに損失がふくらむという場合に起こることがあります。

外国為替の取引の場合も同じように、円安に向かうとの思惑で買った米ドル/円の通貨ペアが、円高に向かい買いレートを下回り、さらに円高が進むと予測した場合などに損を覚悟して投売りの状況になることがあります。
株や通貨の暴落時には、投げが投げを呼ぶ「総投げ」の状態になります。

難平買い

難平買い, なんぴんがい

難平買いとは、買った米ドル/円が円高になった時に買い増して、買いコストを下げることをいいます。

難平は投資手法のひとつで、買いポジションの時に値段が下がった場合に、さらに買いポジションを増やし買いの平均値段を下げる売買方法の事を指します。また、売りポジションの時に値段が上がった場合に、さらに売りポジションを増やし売りの平均値段を上げる売買方法です。

株式取引の場合は、現物株でも信用取引でも活用できます。
難平買いは、例えば900円で1,000株買った株が800円に下がり、そこで1,000株買い増したとすると、1株の買いコストは850円になります。難平買いをしなければ、株価が900円を上回らないと利益は出ませんが、難平買いの場合は株価が750円を超えると利益が出ることになります。
しかし、買い増す資金が続かないと失敗に終わる可能性が大きく、初心者にはお奨めできる売買方法ではないでしょう。