アーカイブ : 2010年 11月 23日

投資尺度

投資尺度, とうししゃくど

投資尺度とは、投資対象として採算が取れるかどうかを図る基準のことを指します。株式の場合には株式を購入、あるいは売却する際の判断材料は、まず、その株の位置と動向が挙げられます。

株式の価値は、配当や、増配による資産増加(インカムゲイン)、株価上昇による値上がり益(キャピタルゲイン)、会社の資産が大きい場合の解散価値が挙げられます。
長期投資の場合は、インカムゲインでの収益を考え、短期投資の場合は、キャピタルゲインの収益を考えます。

投資信託

投資信託, とうししんたく

投資信託とは、不特定多数の投資家から集めた資金をまとめ、専門家が有価証券などに分散投資し、その収益を出資額に応じて投資家に還元する元本の保証がない金融商品です。

投資家から集められた資金をファンドマネジャーと呼ばれる専門家が債券や株式などで運用し、その成果を出資額に応じて投資家に還元するという仕組みです。
正式には「証券投資信託」と言い、「投信」「ファンド」とも呼ばれます。販売は証券会社や銀行、運用は投信委託会社、保管・管理は信託銀行です。

個人で直接株や債券に投資するよりはリスクが減少します。投信の種類は多種多様で、追加型や単位型、運用対象として株式投資信託と公社債投資信託といった形態に分けられ、高い運用収益を得るチャンスもある金融商品です。

東証株価指数

東証株価指数, とうしょうかぶかしすう

東証株価指数とは、東証市場第一部全銘柄の時価総額を、基準時のものと比較することによって、どのくらいの変動があったかということを通じて市場全体の株価の値動きを表すものです。

その算出方法は、基準時を1968年1月4日(終値)に置き、時価×発行済株式数で計算されたそのときの時価総額を100として、その後の時価総額を指数化します。これを計算式で表すと、基準時価総額(円)×1000=比較時時価総額(円)となります。