アーカイブ : 2010年 11月 20日

東証1部

東証1部, とうしょういちぶ

東証1部とは、東京証券取引所の略称で、東京の日本橋兜町にある日本最大の証券取引所が東京証券取引所です。

第1部、第2部があり、第1部市場を通称「東証1部」、第2部市場のことを「東証2部」といいます。また、マザーズの株式市場のほかに、公社債、転換社債などが上場されています。

第1部市場と第2部市場の違いは、株式売買高や企業の規模などによる上場基準の違いがあり、1部は国内企業の中でも大企業が多く、2部は中堅・成長企業が中心となっています。

通常はまず東証2部から上場し、さらに厳しい基準をクリアした企業が東証1部への昇格を認められ一部上場企業として認められます。
業績不振などの理由で東証1部上場の企業でも東証2部へ変えられる事もあります。

東京外国為替市場

東京外国為替市場, とうきょうがいこくかわせしじょ

東京外国為替市場とは、東京外国為替市場は日本における世界第3位の外国為替市場です。

世界貿易の基軸通貨であるアメリカ・ドルに対する日本・円やユーロ、イギリス・ポンド、スイス・フランなど様々な通貨の売買が行われますが、証券取引のように取引所で売買が行われているのではなく、インターバンク市場で取引が行われています。

市場への参加者は、日本銀行や仲介業者、銀行・証券会社で、間接的には輸出入業や損害保険・生命保険などの機関投資家も参加しています。

他の国の市場としては、シドニー市場、シンガポール・香港市場、ヨーロッパ市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場があります。

投機

投機 ,とうき

投機とは、配当や長期的な価格の上昇を期待して証券や通貨を買う「投資」に対し、その証券や通貨の価値よりも値動きに着目し、短期的に価格変動から利益を得ようとすることを指します。

外国為替取引のおいては、実際に外貨を決済のために買うことを実需といいますが、それに対して、短期的な値動きから利ざやを得るためだけに売買することを投機といいいます。
証券投資の場合に、投機的な株式投資の代表的なものといえば、信用取引を使った売買といえます。また、投機熱が高まることを過当投機といい、株価規制などが行われることがあります。

ナスダック

ナスダック, なすだっく

ナスダック (NASDAQ)とは、アメリカの店頭株式市場のことを指します。

全米証券業協会(NASD)が管理・運営している市場で、ハイテク関連などのベンチャー企業が株式を公開して、資金調達を行っています。中でも日本でも知名度の高いマイクロソフトやインテル、アップルコンピュータなどが、ナスダック公開銘柄として登録されています。

ナスダック公開企業は会社設立後、数年しか経っていない企業でも株式を公開できますが、四半期ごとの企業ディスクロージャーを求められるなど、投資家保護のための情報開示には特に厳しい条件が課せられ、毎年公開した企業数と同程度の企業が公開廃止になるなど、生き残りの厳しい市場です。

ナッシング・ダン

ナッシング・ダン, なっしんぐだん

ナッシング・ダンとは、取引不成立のことを指します。証券会社や銀行等のディーラー用語で、取引をスピーディーにするためにも通常用いられています。

ダン=Done。取引が成立したことを表す言葉で、約定したこと。「ダン」(Done)をした
    取引は、もう取り消すことができません。

ナッシング=買いも売りもせずに、提示されたプライスを見送るといった場合に、クォ
        ートをしてくれた相手方やブローカーに伝える言葉。

クォート=建値すること。または為替レートを提示すること。通常の為替取引では、取
       引の相手方から建値を求められることがあります。