アーカイブ : 2010年 11月 29日

特例国債

特例国債, とくれいこくさい

特例国債とは、通称赤字国債とも呼ばれていますが、これは、予算の決算時に歳入が足りないという事態に際し、歳入と歳出の調整のために、いわば予算赤字の埋め合わせのために発行されたのがはじまりです。

この特例国債分の借金は将来の世代に恩恵がないとしても返済しつづけなければいけない借金となります。
この特例国債は本来、財政法上認められていませんので、政府は国債を発行する際に、特例処置の法律を成立させて発行しなければなりません。

特殊法人

特殊法人, とくしゅほうじん

特殊法人とは、行政の仕事と民間の仕事の間にあるものといえ、特別な法律によって作られ、公共的なサービスを行う機関を指します。
例えば警察や裁判所といった、役所でなければできない仕事というものもありますし、また、民間の営利企業がやった方が良いというう仕事もあります。

それ以外で、役所がやった方がいいが、民間に近い形の方がいいものがあり、その典型的なものが、特殊法人です。
特殊法人は公務員の天下り先というイメージが強いかとおもわれますが、納税者からみれば法外な退職金を受け取る公務員の天下りには非常に納得いかない問題だと思います。