アーカイブ : 2010年 10月 5日

ピラミッディング

ピラミッディング, ぴらみっでぃんぐ

ピラミッディングとは、トレンド相場での、投資手法です。

これは、アメリカのギャンという人が考えた手法といわれています。最初に買ったレートに段々利が乗ってきたら、それをずっと持ち続けているのも1つの方法ですが、まだまだ、相場のトレンドが続きそうだなというときに、さらに追加の建玉を買い増していく手法を「ピラミッディング」といいます。

ただ、買い増していくということは、最初に買ったレートよりも段々平均レートが上がっていくということになりますので、相場が急激に思惑と反対に動いた場合には、それまでの利益をすべてなくしてします可能性もありますので、注意が必要です。

ピボット・レート

ピボット・レート, ぴぼっと・れーと

ピボット・レートとは、外国為替相場における、基準となる相場のことを指します。

ピボットとは基軸の意味でセントラル(中心)・レートという言い方をする場合もあります。各国が通貨の金平価をいじることをせず、新しい対米基準相場を決めることを指します。

単にピボットというと、J・W・ワイルダーによって考案されたテクニカル指標で、前日の価格を用いて当日のサポート(支持)/レジスタンス(抵抗)水準を予測しようという指標です。デイトレーダー向けの分析指標といえます。

ビッグフィギュア

ビッグフィギュア, びっぐふぃぎゅあ

ビッグフィギュア(Big Figure)とは、外国為替取引において、売買注文を出す際に為替ディーラー同士や、ブローカーが使う言葉で、為替レートの最初の数桁を指します。

相場が荒れて、市場の動向が激しく変動しないかぎり、取引を円滑になおかつスピィ-ディーに行うため、特に取引が盛んに行われているときなどは、レートを提示する際に省略して建値します。
たとえば米ドル/円の価格が116.45/50の場合は口頭では45/50と表示されて、ビッグフィギュアの116が省略されます。

ビッド

ビッド ,びっど

ビッドとは、外国為替取引において、売買注文を出す際の、買い手側の希望金額を指します。

この希望金額を「買いの呼び値」または「買い唱え値」ともいいます。証券会社へ投資家からの買取価格のことで、反対に売り手が提示するレートを、オファー・レートといいます。

直物市場では、ビッド・レートとオファー・レートの双方で建値されますが、これらビッドとオファーの差のことをスプレッドと呼び、売買の差額として出た利益のことを指します。

ビッグバン

ビッグバン ,びっぐばん

ビッグバンとは、1986年10月にイギリスのサッチャー首相により、英国証券取引所で実施された証券制度の改革を指します。
これによりシティ(ロンドンの金融街)を国際金融センターとしての地位へ押し上げることを目的にし、国際金融センターとしての地位を確立するとともに、英国以外の多くの金融機関も活躍しました。

日本においては、1996年11月に第2次橋本内閣が提唱した日本の金融ビッグバン(金融制度改革)を指し、2001年に東京市場をニューヨークやロンドンのような国際市場にすることを目的とされました。

ヒット

ヒット ,ひっと

ヒットとは、外国為替取引において、為替ディーラー同士や、ブローカーが取引する際に用いられる言葉で、外国為替市場で取引されているプライスが売られたという意味になります。「ギブン(Given)」も同じ意味になります。

プライス=為替市場で、実際に取引される外国為替レートのこと。通常、為替ディー
       ラー同士や、ブローカー (外国為替取引の業者)との間では、下二桁の
       買値(ビッド)と売値(オファー)だけを提示する方法がとられています。