アーカイブ : 2010年 10月 16日

日銀短観

日銀短観, にちぎんたんかん

日銀短観とは、日本銀行が年に4度実施し、全国の企業動向を的確に把握することを目的に行う調査をまとめた短期的な経済観測のことを指します。企業短期経済観測調査と呼び、2、5、8、11月に実施されています。

対象は、総務省の「事業所・企業統計調査」を基とする母集団企業から、全国の大手企業と中小企業、製造業と非製造業などに分類され、設備投資、業績や状況、雇用などについての実績と今後の見通しを所定の調査票による郵送調査を行い、調べています。

日銀短観は、景気動向を計る際に重要な経済指標とされていて、金融市場に大きな影響力を持ってます。

日本銀行

日本銀行, にほんぎんこう

日本銀行とは、国家や国家連合などの、金融機構の中枢となる機関で、いわゆる日本の中央銀行として日本銀行券(お札)の発行や管理、通貨や金融の調節などの業務を「日本銀行法」に基づいて行っています。銀行の銀行であり、政府の銀行でもあります。

現在は東京都中央区に本店があり、主業務として、一般の銀行に融資する際の金利を指す公定歩合の操作や、国債や手形などの有価証券を売買し通貨量調整し、物価を安定させる公開市場操作といった日本の金融政策を円滑に実施しています。

日経連

日経連 ,にっけいれん

日経連とは、日本経済団体連合の略称で、1948年、関東経営者協会を中心とする、経営者団体連合会を、現在の名称に改め、労使関係を円滑に保つ目的で経営者の立場で対応する組織として設立されました。

経団連が主に経済問題の分野で提言するのに対して、日経連は労働問題・社会問題などについて政府関係機関へと提言し、資本家側の団結をはかり対策を練る全国的な経営者団体です。
地方別経営者団体と業種別経営者団体によって構成されてます。