アーカイブ : 2010年 10月 24日

入札方式

入札方式, にゅうさつほうしき

入札方式とは、商品などの競売の際に落札者を決める方法のことを指します。

一般的には、あらかじめ最低落札価格を表示しておき、定められた一定期間内に売主または主催・統括者にのみ、その金額以上の入札額を提示し、期間が終了した時点での最高金額提示者に購入権を与えるとい仕組みです。

株式市場の場合においては、まず投資家が希望購入価格を提示して、その状況に基づいて発行条件や発行価格を決めます。このとき、株式取得のための投機的な入札によって、人気銘柄の発行価格が跳ね上がってしまう場合があります。

日商

日商, にっしょう

日商とは、日本商工会議所の略称です。大正11(1922)年6月に「商業会議所連合会」を改編し、「日本商工会議所」が誕生しました。戦後の昭和29(1954)年に現行「商工会議所法」に基づき特別認可法人として改編され、今日に至っています。
現在(平成18年4月時点)、全国で522商工会議所がそれぞれの地域で活動しています。

商工会議所は、下記の4つの大きな特徴を持っており、全国の商工会議所の会員数は145万(平成17年3月現在)を数えています。

1)地域性-地域を基盤としている。
2)総合性-会員はあらゆる業種・業態の商工業者から構成される。
3)公共性-公益法人として組織や活動などの面で強い公共性を持つ。
4)国際性-世界各国に商工会議所が組織されている。

日銀特融

日銀特融, にちぎんとくゆう

日銀特融とは、日本銀行が内閣総理大臣および財務大臣の要請を受け、日銀法に基づいて、信用秩序の維持を目的として実施する特別融資を指します。1965(昭和40)年5月に、山一証券に対して初めて実施されました。

金融機関が破たんした場合は、多くの決済関係を持っている他の金融機関にも影響を及ぼし、連鎖的に決済ができなくなる金融機関が発生することを防ぐため、営業譲渡されるまでのつなぎ資金などに融資されます。
融資は無担保で行われますが、金利は公定歩合より高く設定されています。