アーカイブ : 2010年 12月

デリバリー

デリバリー, でりばりー

デリバリーとは、現物の受渡しのことをいいます。FX外国為替取引業者では差金決済のところがほとんどですので、デリバリーの可能なところは比較的少ないといえます。
一般的なデリバリーとは、移動距離が短く、移動ロットが少なく、消費者に近い輸送のことを呼びます。宅配サービスなどがそれにあたります。。

デリバティブ

デリバティブ, でりばてぃぶ

デリバティブとは、金融派生商品のことで、株式、金利、為替など、金融資産や金融取引から派生して生まれた取引、または資産のことをいいます。

先物取引オプション取引、スワップ取引、新株予約債券付社債などがデリバティブの一種です。

一般的には原資産の将来の価格やレートなど、不確定要素についての取引をいう事が多いのですが、デリバティブの特徴として、取引に大きな資金を必要としないので、少ない資金で大きな取引ができることです。すなわち、ハイリスク、ハイリターンということになります。

ティック

ティック, てぃっく

ティックとは、ティックとは株価の動きを指す言葉で、株などの売買が、成立するごとに示される値動きのことでをいいます。
ティックチャートとは約定ごとに時間軸に沿ってプット(売る権利)したチャートを指していますが、刻み値ひとつ分を1ティックなどと呼ぶこともあり、これはデイトレーダーなどに使われています。
デイトレードでは、1ティック、2ティックを狙うトレードという言い方をしますが、株価の値動きの1つ、2つ分という、小さな利益を取っていくトレードスタイルです
また、先物取引においては、先物契約のcに許される(上下の)最小限の変動幅をいいます。

デイトレード

デイトレード ,でいとれーど

デイトレードとは、証券市場や為替市場において、新規注文で建てたポジションを同日中に決済する取引のスタイルをいいます。

株式取引でいう1日とは、株式市場が開いている午前9時から午後3時までの約6時間の間ですが、外国為替市場では、24時間取引が続きますので、FX外国為替取り扱い業者により若干の差はありますが、日本時間の午前5~6時から翌朝の午前5~6時間の間で設定しています。

最近は、ネット証券会社の増加に伴い、低コストのインターネット取引などを利用し、1日計算の目先売買を行う個人投資家のことをデイトレーダーと呼んでます。

ディール

ディール, でぃーる

ディールとは、もともとの意味は為替、証券などの取引のことをいいます。

外国為替市場においては、銀行などの為替ディーラーが外国為替の取引で売買をすることを意味します。

外国為替市場では、「自己勘定」で取引をする場合も、「顧客勘定」で取引する場合もディーリングと呼びますが、証券市場などでは、「自己勘定」で取引をする場合をディーリングと呼び、「顧客勘定」で取引する場合をブローキングと区別して呼ぶこともあります。

デフレーション

デフレーション, でふれーしょん

デフレーションとは、需要が供給に対して不足するために、物価が継続的に下落していき、貨幣価値が上昇していく状態を指します。

デフレは経済全体において物(商品など)が売れない状態。いいかえれば経済全体が縮小過程に入り、企業業績が悪化することにより、従業員の賃金を下げたり、リストラや倒産などにより失業率があがります。

所得が下がることで消費が冷え込み、企業側は在庫を減らすために商品の価格をさらに下げ、そのために収益が減るという悪循環におちいります。その結果経済が縮小しデフレとなります。

デフレーター

デフレーター, でふれーたー

デフレーターとは、一定期間の物価動向を把握するための指数の一つで、GDPの計算をする上で使用する物価指数のことを指します。
モノやサービスの値段は、需要と供給のバランスで決められていますが、物価変動の影響を除いた実質成長率を算出する際に用いられる基準値のことで、名目GDPをGDPデフレーターで割った数値が実質GDPになります。
名目GDP値と実質GDP値の差額を調整する値が、デフレーターになります。
GDPデフレーター=名目GDP÷実質GDP

デノミネーション

デノミネーション, でのみねーしょん

デノミネーションとは、通貨の呼称単位を切り下げることを指します。

国内の資産と負債に対して行われますが、インフレなどにより通貨単位の金額表示が大きくなりすぎた場合などに、経済活動に支障をきたすと判断された時に実施され、従来の貨幣の呼称単位を100分の1や1000分の1などに切り下げます。
また、国の負債が増加することで、海外に対する通貨価値が下がった場合などにも行われます。

ディーリング・ルーム

ディーリング・ルーム ,でぃーりんぐるーむ

ディーリング・ルームとは、外国為替市場において、外国為替取引をするために作られた特別な部屋のことをいいます。
大手銀行では、本店にあるディーリング・ルームを24時間、交代制で稼動しています。

ディーリング・ルームには、ディーリング用に作られた机(ディーリングボード)が置かれ、為替ディーラーが日々、為替取引(ディーリング)を行っています。

電信買相場

電信買相場, でんしんかいそうば

電信買相場TTB とは、円を外貨に替える際に適用される為替レートのことをいいます。金融機関が、投資家より外貨を購入したり、金利・為替外貨を円に戻す際に適用され仲値から銀行の手数料・利益部分として1円を差し引いたレートのことをいいます。
電信による輸出為替に対して適用されるので、銀行側からは「買い為替」になるのでBuyingといいます。