アーカイブ : 2010年 12月 22日

通貨単位

通貨単位, つうかたんい

通貨単位とは、通貨の呼称の基礎単位のことで、具体的に円、ドル、ポンド、ユーロなどのことです。

外国為替市場でのドルの対円相場(ドル/円レート)は通常、銭単位で取引されます。まれにではありますが「毛」の単位で建値されることもありますが、通常、基本となる単位は銭です。

ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.2867ドルなど1ドルの1万分の1が基本単位となっています。

通貨供給量

通貨供給量, つうかきょうきゅうりょう

通貨供給量(マネーサプライ)とは、、世の中に出回っている通貨の流通量を指します。
中央銀行(日銀)を含む金融機関全体から、経済全体にどの程度、通貨が供給されているかを図るのに利用されています。

経済活動の大きさに応じて変化するもので、通貨量が増えすぎると物価上昇(インフレーション)を招き、また減りすぎると物が余り、物価下落(デフレーション)を招くことになります。

対象になる通貨は、個人、法人、地方公共団体の保有する通貨量で、金融機関が保有する通貨は控除されます。

つなぎ売り

つなぎ売り, つなぎうり

つなぎ売りとは、値下がりリスクを回避するために、実際に保有している株を信用取引を利用してカラ売りすることをいいます。

具体的には、銀行に担保として株を預けたり、名義書換に出していて手元に株がなく、株価が大幅に下がりそうな場合に、売り注文を出した方がよいと考えたとき、現物取引は不可能なために、カラ売り(信用売り)を利用して、保有している株を借りたことにして売り注文を出します。

取引が成立した後、株券が手元に戻ってきた時に証券会社に株券を引き渡し、株券の売却金から株を借りた手数料を差し引いた金額を受け取ります。