モラルハザードとは
モラルハザード, もらるはざーど
モラルハザードとは、もともとは保険関係の用語で危険回避のための手段や仕組みを整備することにより、かえって人々の注意が散漫 になり、危険や事故の発生確率が高まって規律が失われることを指します。
金融においてモラルハザードとは、特融や預金保険といったセーフティネットの存在により、金融機関の経営者、株主や預金者等が、経営や資産運用等における自己規律を失うことを指します。
具体的には、金融機関経営上のモラルハザードとして、公的資金による救済をあてにして、経営陣や株主が「最終的には金融当局が救済してくれる」と考え、信用供与や資産の運用方法に慎重さを欠いた経営を行うことです。
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