量的緩和
量的緩和,りょうてきかんわ,リョウテキカンワ
量的緩和とは、日本銀行が金融市場に大量に資金供給を行う金融緩和政策のことをいいます。
日銀が金融市場に大量に資金供給をおこない、デフレ・スパイラルの状況から脱却しようという試みをいいます。具体的には、都市銀行や地方銀行(市中銀行)の持っている国債や手形を日銀が買い取って、市中銀行が日銀に持っている当座預金にその代金を置いて当座預金残高を増やすことです。
量的緩和政策は、2001(平成13)年3月19日の政策委員会・金融政策決定会合で導入が決まりました。