アーカイブ : 2010年 9月 4日

リーガルリスク

リーガルリスクとは、法律あるいは法的紛争を原因として、企業が損失を負ってしまう危険性のことを指します。

最近は、企業の不祥事に対する反応は、マスコミをつうじて、全国民といって良いほど激烈な反応を見せます。アメリカ産牛肉の狂牛病の一連のマスコミの報道によって、牛肉の偽装表示による詐欺事件などがクローズアップされ、牛肉の表示について企業がウソをついたことにより、ひとつの企業が消滅しました。

このように明らかな偽装事件をきっかけとして、企業が損失または倒産などに追い込まれてしまう危険性のことをリーガルリスクと呼びます。

リファイナンス

リファイナンス とは、一般には事業等の継続を前提に行う、「借り換え」を意味し、返済期限が到来した債務者が、債権者から新たな融資を受けて、その資金で当面の債務返済を行うことを指します。

日本では、住宅ローンの借り換えに特化して使われることが多く、低い金利の金融機関からお金を借りて、現在借りている高い金利のローンを一括返済することをいいます。
また、不動産を証券化する場合には、対象資産を売却する場合と、リファイナンスによって証券化を継続することがあります。

リミットオーダー

リミットオーダー とは、値段を指定して売買することを「リミット・オーダー」または「指値注文」といいます。

売買価格を明示する注文で、外国為替取引において、買いの場合では現在の市場価格(レート)より低い価格を指定し注文します。逆に売りの場合では現在の市場価格(レート)より高い価格を指定し注文します。

たとえば「1ドル=113円」の時にドルの買いポジションを持っている状態で、「1ドル=117円までドルが上がればこれを売る」という指定注文を、あらかじめ取引業者に注文を出しておくことができます。
「リミット・オーダー」をうまくつかえば、ビッグチャンスが到来した時に、逃がさず対処でき、また自動売買も可能となります。

リストラ

リストラ,りすとら,restructuring

リストラ (restructuring)とは、企業がその体質強化のために部門などを再構築することを意味する言葉ですが、最近では「リストラ」といいますと「再構築」というよりは、実は単なる「首切り」「整理解雇」と考えられ、リストラによる解雇が深刻化しているといえます。

リストラといいながらも、労働者にとっては生活の糧を失うということについては普通の解雇と同じで、合理的な理由のない解雇は認められません。手段についても労働基準法の適用があります。