モラトリアム
モラトリアム, もらとりあむ
モラトリアムとは、ラテン語の「遅らせる」からきており、言葉の意味としては、猶予、猶予期間などですが、支払猶予、つまり一定期間支払いを待ってもらうことを意味する金融用語です。
法令に基づき、債務の返済について、債権者が債務者に対して、債務の返済を一定期間猶予することをいいます。支払猶予期間、つまり戦争、暴動、天災などの非常事態下で、国家が債権債務の決済を一定期間延期し猶予することによって、金融機構の崩壊を防止する措置のことを指します。
アーカイブ : 2010年 9月 10日
モラトリアム, もらとりあむ
モラトリアムとは、ラテン語の「遅らせる」からきており、言葉の意味としては、猶予、猶予期間などですが、支払猶予、つまり一定期間支払いを待ってもらうことを意味する金融用語です。
法令に基づき、債務の返済について、債権者が債務者に対して、債務の返済を一定期間猶予することをいいます。支払猶予期間、つまり戦争、暴動、天災などの非常事態下で、国家が債権債務の決済を一定期間延期し猶予することによって、金融機構の崩壊を防止する措置のことを指します。
モラルハザード, もらるはざーど
モラルハザードとは、もともとは保険関係の用語で危険回避のための手段や仕組みを整備することにより、かえって人々の注意が散漫 になり、危険や事故の発生確率が高まって規律が失われることを指します。
金融においてモラルハザードとは、特融や預金保険といったセーフティネットの存在により、金融機関の経営者、株主や預金者等が、経営や資産運用等における自己規律を失うことを指します。
具体的には、金融機関経営上のモラルハザードとして、公的資金による救済をあてにして、経営陣や株主が「最終的には金融当局が救済してくれる」と考え、信用供与や資産の運用方法に慎重さを欠いた経営を行うことです。
戻り高値, もどりたかね
戻り高値とは、下がってきた株価や為替レートが再び上向いてから最も高い値段のことを指します。
例えば、株式市場において、株価が1100円の高値をつけたあと下げましたが、800円を底に再び値上がりして1000円まで戻ったとすると、そこが戻り高値となります。つまり、反発に転じてからつけた高値のことを「戻り高値」といいます。
戻り売り=下げ基調の相場が反発し、一時的に値を戻したところで売ってしまうこと。
売買戦略のひとつともいえ、下降トレンドの中で一時的に値動きが上昇し
たときを売り狙うこと。
戻り売り, もどりうり
戻り売りとは、下げ基調の相場が反発し、一時的に値を戻したところで売ってしまうことです。売買戦略のひとつともいえ、下降トレンドの中で一時的に値動きが上昇したときを売り狙うことを言います。
トレンドフォローをベースにした売買戦略では、「戻り売り」と「押し目買い」のふたつがあり、比較的低リスクの戦略です。
しかし、「戻り待ちに戻りなし」や「押し目待ちに押し目なし」と言う格言がありますように、戻りや押し目を待っていると売買チャンスを逃してしまうことも間々あります。
もみ合い, もみあい
もみ合いとは、株価や外国為替のレートが一定のレンジ内で推移し、相場が何度となく上下動を繰り返して騰落の方向性が決まらない事をいいます。
売り方と買い方の力関係が拮抗しているときに、このような現象が起こります。もみ合いは相場が動く際のエネルギーを溜めている状態ですので、もみ合いが崩れて、上か下に放れると、相場は大きく動く傾向があります。
これは、上に動いたときは売り方が、下に動いたときは買い方が、損切りで買い戻しまたは売り戻しの動きに出るためです。