アーカイブ : 2010年 9月 16日

ミニ株取引

ミニ株取引, みにかぶとりひき

ミニ株取引とは、通常の売買単位の10分の1の株数(ミニ株)から株を買えるシステムを指します。

1995年に導入され、少ない金額で株を買うことができ、少額資金でも多くの銘柄に分散して投資したり、時間を分散して投資することが可能になりました。
ただし、1株単位の銘柄は対象にならず、注文は翌日の最初の取引(寄り付き)の価格で売買されていますが、指値注文ができないことや、株主優待の対象にならないなどのデメリットもあります。

みなし配当課税

みなし配当課税, みなしはいとうかぜい

みなし配当課税とは、無償増資が行われ、増資分の資本金への繰り入れが利益準備金で充当された場合、株主に対して配当金が支払われたものとみなされ、「みなし配当」を指します。

株式の無償増資が行われた時に、その増資分の資本金への繰り入れを、資本準備金から行うのか、それとも利益準備金から行うのかによって、税金の課税対象に違いが出てきます。

利益準備金から資本金に繰り入れられた場合は、株主に対して配当金が支払われたとみなされ、その額に対して所得税が課せられますが、資本準備金の資本金への繰り入れが行われた場合には、株主には課税関係は生じません。