アーカイブ : 2010年 9月 25日

物価変動

物価変動, ぶっかへんどう

物価変動とは、通常、商品や物の値段は、材料費や人件費、売る側の儲けを上乗せして決められます。供給量より需要量が多い場合なは、商品や物の値段は上がり、逆に需要量より供給量が多い場合、商品や物の値段は下がという現象がおこり、その変化を指します。

どう変化するかを指数値で示したものが、消費者物価指数(CPI)となります。
この指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するもので、家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用 が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したものです。

含み益

含み益 ,ふくみえき

含み益とは、土地・建物・機械設備等の実物資産及び有価証券についての評価に際し、「取得原価主義」で評価してきたため、帳簿価額と時価評価額とが乖離した場合には、その差額が発生します。その差額を指します。

会計上のルールから「含み益」はバランスシート上に現れないため、会計の世界の中では、企業は「含み益」分だけ余裕を得ることが出来ましが、金融ビックバン後、「時価会計」の急速に普及したため状況は一変し、金融商品に対する「含み損益」は「評価損益」として明示的に会計上に計上されることになりました。

双子の赤字

双子の赤字, ふたごのあか

双子の赤字とは、、米国の財政赤字と貿易赤字を指します。

80年代前半の米国では減税政策や国防支出などで財政赤字が拡大し、国際競争力の低下で貿易赤字も増大し、ドルの信用は低下、急激な円高・ドル安となりました。
当時のレーガン大統領は強いドルを標榜し、高金利政策をとり、ドル高が続いて米国の製造業者からの不満が拡大しました。

双子の赤字は米国の慢性病のようなものであり、クリントン政権下にいったん持ち直した時期もありましたが、ブッシュ政権におけるイラク戦争やテロ対策費、大型減税により財政赤字は過去最大になり。国内消費が好調なため輸入増による貿易赤字も膨らみ、貿易赤字の額も過去最大で、また双子の赤字がクローズアップされています。

分配金

分配金, ぶんぱいきん

分離保管とは、投資信託の収益から投資家に還元されるお金のことを指します。

経費控除後の利子・配当収入および売買益(評価益を含む)による収益に対して、投信会社が基準価額水準や市況などを勘案して決定されます。
通常、組入れ株式の値上りによる売却益や債券の利息などの配当収入が分配金にあてられます。株式の取引においては配当に当たります。外貨MMFの場合には、毎日、分配金が計算されます。

外貨MMF(外貨建てMMF)=MMFはMoney Market Fundの略で、海外の投資信託会社によって外貨で運用される公社債投資信託のこと。